初めての米国株からの配当金は長男が自転車に乗れた日と同じでした
米国株投資を始めたのがこの3月からでした。
始めはハイテク小型グロース株でいこうとしたところ、
ハイテク大型株のMSFTに乗り換え、
また新規投資では連続増配株のJNJに投資をしたのが6月のことでした。
振り返ると小型ハイテクグロース株は2勝1敗で投資元本のドルベースで
5%程度の利益が出ました。
しかし、正直売るタイミングの難しさには辟易しました。
さらには売買手数料の高さ。
これは思っていたよりもパフォーマンスに影響を与えることがわかりました。
往復で1.2%程度でしょうか。
そこで、売買の頻度を下げる工夫が必要だと考えた時に、
行き着いた銘柄がMSFTとJNJでした。
結果的に、配当利回りのある銘柄を選ぶことなりました。
昔に証券会社で勤めていた時には、
配当利回りから買い付けの判断をすることなんてありませんでした。
基本的にはうねり取り、安値で買い高値で売却をする。
そのイメージが遠回りさせてしまったようでもありました。
それがなんと配当金を受け取ることができたのです。
金額にして円換算で1700円くらいなものです。
でも短期売買が株式投資でしょうとたかを括っていた自分には、
金額よりもその現実がもたらすインパクトに目がいきました。
配当金は本当の意味での不労所得だと言います。
それでもそんなのただの自動利益確定に過ぎないじゃないか、
考えていました。
ただ、配当金が資産形成を進めるための感情的なサポートになるとはまさにその通りでした。
そしてその感情的なサポートが次の投資への行動へと繋げてくれる。
そう思うと自分にとっては重要な「はじめの一歩」だと気づけたのです。
実際に、自分の心を動かすものがあったのですね。
さらにはここから配当金を積み上げていけるのではないかという期待感に包まれました。
これからも地道に資産運用を続けていこうと思います。
一方で5歳になる長男の自転車を買ったのは去年の12月。
子供の成長は早い。
だから大きめの自転車を購入しました。
始めは補助輪付きでもペダルが重すぎて、
懸命に足に力を入れてもこぐことができませんでした。
季節が春に変わるころ、
幼稚園の年中さんになった長男は明らかに身体が成長してきました。
そして、5月にはようやくペダルをこげるようになったのです。
しかし、補助輪を外すことはできませんでした。
やっぱりペダルを漕ぎながら安定して走るにはまだ筋力不足。
漕ぐたびに身体がふらつくのです。
ただペダルを漕いで自転車に乗ることに「慣らせる」必要があります。
4ヶ月ほど経ったわけですね。
そして思い切って補助輪を外してみたところ、
全く問題なくスイスイと進んでいくのですね。
自分を振り返っても補助輪を外していた時には何回も転けたことを覚えています。
膝は傷だらけ。
なぜ自分とは違うのかと問うた時に
その答えは「ストライダー」の経験があるからとなりました。
言っても長男はそんなに乗りこなしていたわけではないんですけれど。
ただ控えめに言っても運動神経のない長男が一発で自転車に乗れたのは、
他に理由が見当たらないのです。
やはり段階を経た準備というのは成果を得るためにはとても重要ですね。
全く関係ない株式投資と長男の自転車の「初めて」が重なったのは偶然か。
もちろんそうなんですが、
二つとも小さな行動を重ねた結果でした。
この二つは自分の人生の中核にあるものです。
投資により収益を生むこと、
子供を育てて未来の可能性を広げること。
通じるのは、共に成果が出るのに時間がかかることです。
目先の快楽に溺れがちな弱い自分が、
結果が出るともわからないものであっても毎日取り組めるのは、
周りの人のサポートのお陰です。
だからこそ、その結果もシェアしていってこの小さな一歩の先にある、
次なるマイルストーンに向かって進めるようにしていくその途中を、
楽しんでいきたいです。
それでは皆様の素晴らしい日々を。