【銘柄分析】今さら聞けないマイクロソフト(MSFT)について、初めての方向けにわかりやすく解説します!
こんにちは。
本日は、米国株NO.1のキラキラ銘柄、マイクロソフト(以下MSFT)についてです。
時価総額は150兆円ほどですかね、
日本の株式市場が500〜600兆円くらいだとして約3割を占めてしまえます。
甲子園何個分の広さ!とかで言うとトヨタ(20兆円程度として)8個分の大きさとかでしょうか?
しかもビジネスはこれからさらに成長が期待されるところにポジションをとっている。
またネットフリックスで「天才の頭の中」と言うタイトルで、
ビルゲイツさんのヒストリーがありましたが、
その中ではMSFTは独占企業と世間に叩かれたシーンもありました。
しかし今では、そう言う叩かれる対象にもならずスマートな経営をしている印象です。
そんな(どんな?)MSFTについて、前置きが長くなりましたが、
銘柄研究をしたいと思います。
データソースは主として以下のサイトになります。
よろしくお願いいたします。
- MSFTはGAFAMの一角、巨大な時価総額をもつキラキラ銘柄です
- MSFTは3つの事業からなり、どの部門も高収益かつ成長を続けている
- 売り上げの推移は停滞期から成長期への変遷を表している
- 徐々に切り上がるPERについて
- PSRはPERよりも綺麗に銘柄を捉えています
- BPSは一転増加に転じている
- MSFTのD/Eレシオから成熟銘柄ではなく成長銘柄に変化を示している
- まとめ
- 最後に
MSFTはGAFAMの一角、巨大な時価総額をもつキラキラ銘柄です
巷ではGAFAと言う名前が先行していましたが、
最近ではGAFA+Mだと言う声も耳にします。
名前は重要ではなく、
要するに時価総額が巨大な5社をまとめて言っているのですね。
企業概要は以下のようになります。
マイクロソフト(Microsoft Corporation)はソフトウエアメーカー。ソフトウエア製品 の開発、製造、ライセンス供与、販売、サポートに従事。オペレーティングシステム、サーバー・アプリケーション、法人・個人向けアプリケーションのソフトウエア、ソフトウエア開発ツール、およびインターネット/イントラネットソフトウエアを手掛ける。テレビゲーム機、デジタル音楽・娯楽用機器も開発する。
、、、これわかりますか??(笑)
私は日本語があんまり得意ではない(?)ので、
つまりはソフトウェア企業なのかなということです。
どちらかと言うと数値とかグラフの方が理解しやすいので、
とりあえず次に進めて、売り上げ構成比を紹介させてください。
MSFTは3つの事業からなり、どの部門も高収益かつ成長を続けている
事業ポートフォリオは3つの領域からできています。
土手も利益率は3割から4割あり高いですね。
利益率の高さは、競合に対しての競争力を有しているとも言えます。
つまりはどの事業部門においても、高い競争力を有していることが伺えます。
特に、
- プロダクティビティとビジネスプロセス
- クラウド
の2つの事業が急激に成長(この3年で150%近い売り上げの伸び)してきています。
そしてどの事業も規模は4兆円を超える売り上げ高で、
所さんも目がテンになるのではないでしょうか。
次は各部門の利益率の推移です。
PC部門が利益率を改善させ、プロセス部門とクラウド部門の利益率に近づいてきています。しかしため息が出るほどどれも良いですね。
これらをまとめて長期の売り上げを確認します。
売り上げの推移は停滞期から成長期への変遷を表している
- だが2009年と2015年頃に停滞した時期があるも、基本的には右肩上がり
- 2017年以降成長が加速(プロセス部門、クラウド部門の成長か?)
今キラキラ銘柄に見えるのは、2015年ごろの停滞期の投資が
2017年以降に実を結んだ結果に思えます。
徐々に切り上がるPERについて
EPSに対しての株価の感応度、と取れますが、2016年以降は徐々に切り上がってきています。
これは、MSFTのEPSの成長が長期的に続くという信頼が高まってきていると言えます。
PSRはPERよりも綺麗に銘柄を捉えています
この銘柄研究をするようになってから気づいたのですが、PSRは大体の場合でPERよりも綺麗に株価の水準を表します。
2006年ごろに比べて約2倍、SPSに対しての株価が高くなっています。
BPSは一転増加に転じている
BPSはAAPLを含めて減らしていく銘柄が多いのですが、MSFTは2017年から上昇してきています。
株価はそれを上回って上昇していますので、2014年頃の低い時期と比べて随分高くなりました。
MSFTのD/Eレシオから成熟銘柄ではなく成長銘柄に変化を示している
D/Eレシオで見ると良くわかります。
長期債は2017年まで増加していましたが、その後減少してきています。
また株主資本は逆に増加し始めました。
結果として、2017年でD/Eレシオも切り返して下がってきています。
これが示すのは、MSFTの位置付けが成熟銘柄から成長銘柄へ変化したの、
ということですね。
AAPLでもありましたが、大体の成熟銘柄はD/Eレシオが上がり始めます。
EPSの成長を担保するためにですね。
MSFTもそうだったのですが、2017年をターニングポイントに切り返しています。
もし他にもこういう銘柄を見つけられたなら本当に素晴らしいですね。
まとめ
2016年、2017年にビジネスプロセス、クラウドの事業が大きく成長し
MSFTは成長銘柄のような姿に変遷した
最後に
いかがでしたでしょうか。
初めての方にもわかりやすくMSFTを調べました。
今後の成長の行方がどうなるのか、とても楽しみですね。
私も保有していますが、実感としては他のGAFA銘柄より落ち着いていてさらに成長も期待できるので、信頼は高いです。
ビジネスプロセスとクラウドの成長には、私も仕事では使うばかりですが、ありとあらゆる企業が恩恵を受けているように思います。
それでは本日はキラキラ銘柄NO.1のMSFTについて掘り下げました。
一行でも参考になるものがあれば幸いです。
ご覧いただきましたありがとうございました!!