BCのセミリタイアまでの道のり

最近は米国株、ETFなどを不定期にレポートしてます。皆さんのお役に立てば嬉しいです。

【銘柄分析】クラウドストライクホールディングス(CRWD)は急成長のサイバーセキュリティ銘柄!!PSR40倍と株価に一服感があるも、下がれば拾いたい銘柄ですね!!

こんにちは。

今回はCRWDの銘柄研究です。

これまでは米国のトラディショナルな銘柄が多かったので、少し色合いが違います。

ただ私の保有銘柄としては、値上がりの影響もあり保有比率は最も大きくなっています。

データソースは主として以下のサイトになります。

それではよろしくお願いいたします。

 

CRWDについて

いつも通りですが、ブルームバーグで調べてみました。

CrowdStrike Holdings, Inc. operates as a holding company. The Company, through its subsidiaries, provides cyber security platform to protect enterprise and prevents attacks on endpoints. CrowdStrike Holdings serves customers worldwide.

https://www.bloomberg.co.jp/quote/CRWD:US

英語になってますが、要はサイバーセキュリティ銘柄ということです。

初めはどちらかというと地味な業種かなと思っていました。
実際に値動きが重たい時期もあったからですが、
コロナ禍によって景色は一変して急にトレンド銘柄と変わりました。

世界中で事業を展開しています。

CRWDのEPSについて

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EPSの推移

上場から2年目に入りましたが、四半期決算ではプラスになるところも出てきました。

またマイナスEPSですが、改善の傾向にあることは見て取れます。

上場直後よりも一度マイナス幅が大きくなっているのは、こういうものなのでしょうか。

IPO銘柄も特徴がありそうなので、いくつか調べてみないとわかりませんね。

ちょっとわかりませんが、傾向を追う上では影響はありませんので次に進めます。

 

売り上げの9割はサブスクリプションが占めており、1年で約2倍と急成長している

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セグメントごとの売り上げ

売り上げ構成比を調べました。

サブスクリプションが売り上げの9割を占めています。

安定した売り上げが期待できます。

 

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セグメント毎売り上げ推移

 2019年から2020年のセグメント業績推移で確認すると、サブスクリプションが約2倍程度で、急成長していることがわかります。

 

売り上げと営業利益の推移

 

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売り上げと営業利益の推移

2017年から売り上げは毎年2倍増やしていますが、営業利益はマイナスのままです。

ただ、営業利益のマイナスの角度は緩やかになってきているので、少しずつ売上高営業利益率は改善してきているように見えます。

もう少し調べてみましょう。

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売上高営業利益率ROAの推移

これで見ると、ROAも徐々に改善してきています。

サブスクリプション型の収益になるので、利益が出てなくともあまり気になりません。

本当であれば契約の持続率なども確認したいですが、それは次回以降に譲ります。

2020年1月に営業CFはプラスに転じた

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キャッシュフローの推移

2020年1月に営業CFがプラスに転じました。

FCFがどうということも無いですが、それも同じタイミングでプラスになりました。

現金が少しずつ積み上がってきてもいます。

自己資本比率も53%と健全です。

ただ、まだまだこれからなので負債を増やすタイミングでは無いということもありますね。

PSRは40倍程度までで一服している

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PSRの推移

Macrotrendsでは表示されなかったので、trading viewで確認してみました。とても使いやすいですね。

現在40倍近くなっていて水準としては高いですね。

それでも上場直後は人気化して70倍くらいになってたことを考えると、落ち着いています。

やはり上場してすぐはバリュエーションが無茶苦茶になりますね。

1年経ってようやく落ち着いてきた、という感じです。

ただ、出来高は大きいままなので、徐々に注目が集まってきているんだなとも思います。

私もセカンダリーで購入して一度売却した後、

真ん中あたりで出来高が急増してからもう一度エントリーしました。

そこからコロナショックで含み損でしたが、期間も短く放置して、PSR30倍に行かないところで少しずつ集めていきました。

 

オシレーター系のテクニカルを確認しておきます

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テクニカルについて

最上段が株価で、その下のストキャスティクスRSIを使えば短期での売買の際のインディケーターとして使えますかね。

3月以来上昇し続けている株価ですが、だんだんと勢いも無くなってきてました。

これからテクニカルも追いかけていって、そのときのその銘柄にあったものでエントリーを決めていきたいと思います。

まとめ

  1. CRWDはクラウドセキュリティ銘柄
  2. 売り上げが2倍のペースで増え(9割がサブスクリプション)、EPSはマイナスも利益率の改善がみられる
  3. 2020年1月に営業CFがプラスに転じた
  4. バリュエーションはPSRが40倍程度で一服感があり、短期のテクニカルでは下げトレンド

最後に

今回はCRWDを調べました。いかがでしたでしょうか。

Saas系の銘柄はボラも高くあまり触りたく無いのが正直なところですが、コロナにより一気に注目度が高くなりました。

私のPFでも最も引っ張ってくれている銘柄になります。

現状はやや割高で、テクニカル的にも短期は下げ目線だと思います。

ただ、このまま成長を続けた時に数年後の株価は期待できると考えていて、売られすぎの局面があればまた拾っていきたいです。

こうした銘柄はあまり歴史もなく、銘柄研究としては初めての試みでした。

テクニカルを加えてみたのも今回のチャレンジになります。

皆さんの米国株投資にも、少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは、本日もありがとうございました!!