【チームビルディング】優れたチームの要件ーコミュニケーションコストを減らす、キャリアに応じた権限移譲を行うー
こんにちは。今日は久々に早帰りを実行できましたBCです。
自分の仕事を時間内でクリアし、成果もあげられるようになれば、
仕事のコントロールもできるようになってきますね。
これからも、自分の時間を大切にしていこうと思います。
今日は良いチームとは何かということを考えていきたいです。
- 優れたチームの要件を考える背景について
- 権限移譲をメンバーのキャリアによって変化させること
- やるべきこととやった方が良いことに分ける
- 誰もやりたくないけど誰かがしなければいけない仕事をどうするか
- チームでの信頼を獲得し、成果に向けての障壁を減らすこと
優れたチームの要件を考える背景について
BCは2019年から一つのオフィスの責任者となりました。
個人主義だったのは私自身のことで、今までは自分のパフォーマンスをどうあげるかに気を配ってきました。
今思えば本当に身勝手に仕事をしていたなと思います。
また、仕事以外でも責任ある立場に積極的に立ってきたことはなく、
たまに何かやりたいことがある時だけ企画をしたりはしていたのですが、
やはりプレイヤーである方が性格的にしっくりきます。
だからこそこの機会はとても貴重だなと思って取り組んできたのですが、
率直に言って全くうまくいっておりません。
それは以下の理由かなと考えました。
- 全員の同じ言葉で話しても背景が異なるので理解度が違う
- プレーヤーとしての経験があることが、自分を傲慢にさせる
- 責任者には本音を話しづらい
だからまず、発想の転換が求められてこれまで先輩ヅラをしてきて自分のいうことが正しいという感覚が変えることが求められます。
そして、できうる限り本音を話してもらえるような信頼関係を構築することも大切です。
かつ、打ち明けてくれた話を漏らさないことも重要でしょう。
こうしたところがまずスタートラインかなと考えています。
権限移譲をメンバーのキャリアによって変化させること
また同時にですが、これまでのキャリアに応じて仕事の方向性を示すことです。
具体的には、1から10まで指示を出した方が良い場合と、大まかな方向性だけ伝えてあとはどのような行動に出るのが良いかは任せること。
こうした仕事の進め方で、権限移譲をメンバーのキャリアによってどの程度行うのかが重要なように思います。
こうした責任者の立場で面白いのは、全ての権限移譲をさせること、
つまりゴールが自分の仕事がなくなることにようになってくることです。
プレイヤーの時もそうだったかもしれません。
仕事が完成した時には顧客とのコミュニケーションは必要なくなってきます。
それはこれまでの信頼関係とその土台の上でのコミュニケーションとすることで、
コミュニケーションに関するコストを極限まで減らすことができます。
あくまで営業の場合ですが。
やるべきこととやった方が良いことに分ける
さて、そうした権限移譲ができた後のことです。
組織にいますといろんな仕事が発生してきます。それはやらなくても良いけどやった方が良い仕事、どうしてもやる必要がある仕事に分けるとすんなり進みます。
もちろんですが、常にやるべきことに集中するのです。
やった方が良いことというのはつまり、やらなくて良いことなのです。
やった方が良い仕事は余分な仕事なので思い切ってカットしてしまいましょう。
そうでないと、仕事が無限に増えてしまい大切な時間資源を効果的に使うことができません。
その積み重ねで社員の残業が増え、仕事の押し付け合いが発生してしまうので、
その意味でも無駄なコストも増えて、悪循環が形成されてしまいます。
常に、この仕事をやるべきかどうかを見直すことで、より良い環境での仕事を進めることができます。
その時の基準は、やるべきことがやった方が良いことかとします。
そしてそのやるべきことをより細部に分けてみましょう。
案外、今までしていた仕事で削れるものが出てくるかもしれません。
誰もやりたくないけど誰かがしなければいけない仕事をどうするか
そのうちに、やるべきことだけど誰の責任ともならない仕事が出てきます。
組織も完璧ではありませんので、全ての仕事を割振れる人材が揃っているとは限らないのです。
例えば、個人の成果が問われすぎるとチームとしての仕事は拒絶したくなることが出てきます。
もしもあなたの部署が個人の成果に強くインセンティブをつけている場合はこうした仕事がたくさん出てきてしまいます。
そうした時にはどうすれば良いか。
現段階での結論ですが、もうその部門の責任者がするしかないかと思います。
そうした誰もやりたがらない仕事というのは一目でわかるものです。
これはプレイヤーと責任者で発想の展開が必要かなと思います。
プレイヤーは自分の成果を最大化させる方向にインセンティブが向きます。
一方で責任者はチームの成果を最大化させる方向にインセンティブが向かいます。
その時に、責任者こそが誰もやりたがらない仕事を積極的に行うべきだと思います。
例えば、全く個人の成績に結びつかないけれど、断ることはできないものですね。
私の場合でしたら、難癖ばかりつけてくるけどどうしても付き合いを続けなければならないような顧客でしょうか。
そういう時には率先して自分が引き受ければ良いのです。
確かに自分の時間をロスしてしまいますが、一方でメンバーとの結束が硬くなれば他の仕事をより気分良く勧めてくれるようにもなります。
だからクレームなんかがくれば心の中で「よしきた」と思いながら淡々とそのハンドリングをしていけば良いのかなと思います。
チームでの信頼を獲得し、成果に向けての障壁を減らすこと
これまで信頼関係を構築することについての大事さを述べました。
また、メンバーのキャリアに応じて権限移譲を行うことで仕事の進め方について考えました。
そして、誰もしたがらない仕事を積極的に引き受けることにより、チームの成果に向けての障壁を減らすことについてもお話ししました。
今のところの結論は、優れたチームを築くにはいかに信頼関係を構築し成果への障壁を取り除いていくかというイメージです。
言葉を変えてみますと、
チーム内でのコミュニケーションコストを最小化し、キャリアに合わせた権限移譲によりアウトプットを最大化してもらうことが責任者の仕事かなと考えています。
そして普段からの注意点は、くれぐれも先輩目線で正解を決めつけるようなことはしないことですね。
そして最終的には、我々会社員とは組織の歯車であるわけですが一方で人生は一度きりなのです。時間を切り売りしていてもその時間だけは人生の真実なのです。
ですので、一緒に仕事をできることに感謝し、何より最大限楽しんでいくことですね。
仲良くしようというわけでもないですが、仕事について信頼しあえることは大事です。
今日は、浅い知識と経験ですがひとまずこの地点での考えをまとめさせていただきました。
また先輩方のお話を聞ける機会を楽しみに呈します。
それでは皆様にとって良いことがたくさん起こりますように。