【明るくなる思考】競争に敗れてしまった時にはどうすれば良いのかー負けた時の負け綺麗ー
えらいネガティブなタイトルかもしれませんが、いたって前向きなお話です。
社会に出たら競争だらけですね、疲れちゃう時もありますけどもうここからは逃げられません。
そこで普通なら勝つことを目指すわけです。
私BCも仕事であればいつも勝つことを目指しています。
スラムダンクの海南高校でしたっけ、
常勝とか言いますけど、本当にいつも勝とうとするわけです。
でもね、ほとんどの人に共通することですが、実際は常勝どころかほぼ勝ててないわけです。
ハードルを低くして、小さな勝ちを積み重ねることならできるのですが、ここではそのお話は別のこととします。
その前提に立った時に、それなら、
実は負け方こそが学ぶべきなんじゃないかということです。
BCはもっと負け方を研究したいと思ったので、ここに記事にしておきたいと思います。
負けた時の負け綺麗
私BCの好きな言葉でして、なんだかよくわからないけれど綺麗な負け方というのがあるようです。
ここに行くまでに大事なのは以下の4点です。
- まずは勝負をすること
- 負けを認めること
- 負けた時に言うセリフの引き出しを自分の中で持っておくこと
- 負けた相手のやり方を学ぶこと
- 負けたことに感謝をする
この流れですかね。
まずは勝負をすることとですが、勝負って避けようと思えばいくらでも避けられるんですね。
勝ち負けって言うくらいですから、勝つことも負けることもあるのですが、
実際には負けることの方がほとんどです。
そうなると、勝負ってしたくなくなるのです。負けるのがいやだから。
私BCの印象的な負けは高校一年生の時に友達だと思っていた人に彼女を奪われた時でした。
若かったこともありましたので、しばらくその彼女をひきづっていましたし、
しばらく他の女性を好きになることができませんでした。
今なら答えば簡単にわかりますよね。
そうです、他の女性を好きになれば言いわけです。
それがなかなかできないのが人間というものかもしれませんが。
さて、このたとえでお話を進めてみますと、高校生のBCがまずすべきだったのは、
彼女を取られたことを認めることでした。
何が原因かわからなくとも良いのです、とにかく彼女は友達に取られてしまったのです。
そして、その時に自分がどんなセリフを言えば良いかを用意しておくことです。
なんでしょう、彼女が取られること前提に付き合っているとかはかなりのタフさを感じますが、おつきあいをしている以上そうしたことは起こり得るんですよね。
BCは今結婚をしていますが、万が一の場合三行半を突きつけられることもあり得るのですね。簡単に言えることではないのですが。
とにかく、そんな時のために用意しておくセリフは以下のようなものです。
「素晴らしい彼に出会えてよかったね」
「幸せになってね」
とかそんな感じでしょうか。
このたとえに限らず、野球の試合でも良いんですが負けた時に相手を認めることですね。
「相手のチームが素晴らしかった」
「強いチームと対戦できてよかった」
なんとなくですが、自分がだらしなかったとかになると悲しくなってしまうし、
自分も精一杯やっていたわけですから、あまりそっち方向に行くのはよくないのでしょうかね。
また、悔しいとかいうこともあるのですが、
これもあんまりよくない方向のように思います。
悔しくて奮起して頑張って次こそは勝つみたいなやつですね。
これって、視野が狭いように思うわけです。
何故ならば、大体がこの相手に勝つことだけが目的ではありません。
世の中は広いし、他のフィールドに行っても良いわけだし、
むしろその相手にこだわることで視野が狭くなってしまうこともありえます。
それよりも自分の目的地につくことが大事ですよね。
BCでしたら今はセミリタイアを目的地にしています。
それを他の人がセミリタイアしてて悔しいとか言ったら笑えてきますね。
だって、スタート地点は人それぞれだし、その人はずっと前からその目標に向かって進んできたかもしれないですから。
話を戻しますと、その友人の男性は昔っから頑張って男を磨いていたのかもしれません。
悔しいとかで、その相手自体にこだわるんじゃなくて、
素敵な彼女が欲しいとか、強いチームを作りたいとかそんなことにこだわる方が良さそうに思います。
「相手は素晴らしかった、でも自分も強いチームを作りたい」
こんな感じでしょうかね。負け綺麗というものは。
そしてさらにお話を進めていきます。相手のやり方に学ぶことですね。
「どうして相手はこんなに強かったのか?」
「この友人の魅力はなんだったのか?」
「自分に取り入れられるものはないか?」
こうしたことを考えてみると良いのではないでしょうか。
そもそも最初に勝負に出たのは相手に勝つことが目的ではなかったはずなのです。
- 野球って面白い
- 算数が好き
- 好きな人と一緒にいたい
こういうのがいつの間にか目の前に相手だけに囚われてしまっていたのではないでしょうか。
さらに、元の立ち位置に戻りますと、むしろこの相手がいたことで自分の道をより前に進むことができるようになるとも考えられます。
むしろ、この相手が大切な時間を使ってくれたおかげで自分のやりたいことに向かってより前進できるとも言えます。
誰にとっても限られた人生であることには変わりありません。そうすると勝負する相手の存在って案外貴重なものなのではないでしょうか。
そう思うと、自分のせいだと落ち込んだり傷つく必要なんて一切ありません。
ようは自分の進む道の途中でたまたま一緒になった相手がいたというだけのことで、
案外そのお陰で賑やかになって楽しかったという程度のことかもしれませんね。
ここでは勝負、というのをより長いスパンで自分の道のりと取られてみました。
私も今セミリタイアの道のりを歩いている途中です。
でも、全く目処がたちません。それどころか教育費なんかを計算するとまた遠のいちゃったなというところです。
そこで考えたいのは、教育費のせいで、とか思うことではないのです。
セミリタイアをしたいと思ったからこそこの問題も出てきたわけだから、
そもそも目的地を決めてもいなければ特段きにすることもなかったのかもしれません。
だって結局は2000万円、払うだけですよね。
それをあえてセミリタイアというものを置いて、この教育費が待ち構えている中でどうしたらより目的地につけるかとか考えるのが楽しいわけですね。
もしうまくいかなかったとしてもなんの目標も持たずにいる時よりも明らかに考えることが増え、新たな打ち手を考えて、より自分の道のりに深みがますはずです。
まとめ 綺麗な負け方を研究しよう
ふと思ったのですけれど、勝ち方はみんなで研究して行く一方で、
負け方ってあまり注目を集めることが少ないんじゃないかということです。
投資だってしょっちゅう負けちゃいますし、ブログだってもう過去のものを見れば、
恥ずかしいくらいですね。読者の方のブログの素晴らしいことと言ったらありません。
何を言いたいかと言いますと、世の中すごい人はたくさんいて、
自分ってのは小さな世界ですら簡単に勝てない、つまり負けまくっているわけでございます。
そうした時に、負け方を研究することって大事なんじゃないかと思いました。
この負け方を研究することで、勝負を楽しめて、競争がストレスにもならずに、
負けは結局自分の目的地に達するためのマイルストーンになってくれます。
「1勝9敗」という本を書かれたのはユニクロ社長の柳井さんでした。
私BCなんかでは1勝99敗かもしれませんね。
そうであれば、99敗こそが1勝に繋がるとなるわけですから、
99敗こそが自分の人生の道のりとなるのかもしれません。
今日は、なんとなく勝ち負けについて書いてみました。
皆さんの負けが勝ちに繋がることを願っております。
本日も長文をご覧いただきありがとうございました。