BCのセミリタイアまでの道のり

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【健康への投資】アラフォーでいきなり筋トレを始めてはいけないーまずは歩いて遠くを見ようー

昨日もインナーマッスルを鍛えようということを書かせていただきました。

bokuchaninvest.hatenablog.com

 

インナーマッスルを鍛えようということに間違いはありません。

ただ、もう少し丁寧に考えさせていただければと思い、

本テーマでこのアラフォーでの筋トレというテーマを深掘りしていくこととしました。

 

そして出た結論は、

「アラフォーから筋トレを思い立って始めてはいけない」

ということです。

 

それでは進めさせていただきます。

 

アラフォーで筋トレをすると怪我をしてしまう

筋トレをする目的は健康的な身体を維持のためですね。

 

その健康維持ですが、

どの時点から考えての健康維持なのかということを考えました。

 

それは、決して今ではないのです。

 

私たちが健康と考えた時にイメージとして出てくるのは、

今よりももっと若い頃のことを指すのではないでしょうか。

 

つまり、

10代や20代のことを想像するわけです。

 

そうしますと健康的な身体と今の身体は何が違うのかということを

知っておく必要があります。

 

それは、筋力の大きさというよりもむしろ、

柔軟性ではないかなと思います。

 

身体が柔らかいんですよね。

 

その身体の柔らかさをもう少し細かく見ていきますと、

関節や筋肉などに柔軟性がある状態であると言えます。

 

その結果、怪我もしにくくてその気になれば筋トレをして筋肉をつけることも自在にできていたように思います。

 

翻ってアラフォーになった今、自分の身体どうか。

圧倒的に硬いですね。関節も筋肉も。

 

そして、何か負荷を加えると弱いところに圧力が集中してしまって、

すぐに怪我をしてしまいます。

その状態で、私のように筋トレをしようなんてしては進んで怪我をしに行ってるようなものです。

 

怪我によって失われるもの、そのコストとは

怪我をしてしまうリスクをどう考えるかです。

そこで怪我により失われるものを探すことにしました。

 

不健康な身体となってしまう

これは少々言い過ぎかもしれませんが、冷静になると当然の結果になります。

この怪我というものは本当に侮れないもので、場合によってはその怪我が治らないこともあります。

たとえば今の私は右肩に違和感があり、動かさないようにしています。

この状態がもしずっと続いてしまうと、

生涯に渡って右肩を思うように動かせないという事態に陥ってしまいます。

 

もちろん必ずそうなる訳ではないのですが、

事態は思っているよりも楽観できないことがわかります。

 

つまり、この怪我を軽視して治る見込みが立たないうちには絶対に無理をして動かしてはいけないのです。

 

右肩が思うように動かないことによって失われるコストはどれくらいのものか。

これは肉体労働に従事していなければ直接的に得られる収入もないのですが、

本来の目的としてた、

若い時と同じような健康的な身体を維持するということからは大きく離れてしまいます。

 

つまり、より老いを進める結果となってしまうのです。

まさに時間と労力をかけて自ら老いを加速させる訳ですから本末転倒と言えます。

 

従いまして、怪我をすることは今よりも不健康な身体となるとしました。

ただし、回復してしまえば良いのです。

そのためしばらくは回復に専念することになります。

 

怪我を回復させるために失われる時間

運よく健康な状態を取り戻せるとはしましても、

その怪我を治すために失われるものも存在します。

 

それはつまり、時間とお金です。

まず時間ですが、その怪我の回復のためにどこかの整形外科に診察を受けに行くこととなります。

まずその往復の時間を1時間とします。

次に診察時間とそのための待ち時間で2時間とします。

すると3時間はかかると想定されます。

場合によってはもっと必要になりますが、この程度の想定で進めても大きな問題はないでしょう。

 

それも一度で済めば良いのですが、2度3度と行くことになれば6時間から9時間。

慢性的な怪我となってしまった場合で毎年となると60歳までで考えても60時間となり実に3日間ほどです。

 

なんとこの怪我によるかかる時間コストの大きなことでしょうか。

その時間を他の何かに有意義なことに使うこともできれば、

ぼーっと過ごすこともできますので、

その差し引きで考えるとより深刻な事態になります。

 

もちろん、診察を受ける必要があればその中で有意義に過ごすのでしょうが、

それは本論と外れるので置いておきます。

いづれにせよ自由に使える時間とはとても言えません。

 

人生において限られた時間をこんな風に使ってしまうのは本当にもったいないことです。

 

さらにはお金ですね。

1回の診察で5千円程度でしょうか。

これを数回いけば簡単に1、2万円は無くなります。

 

1、2万円を稼ぐのにはどれくらいの時間が必要でしょうか。

それは、月の手取りを40万円とすると5%程度。

月の労働時間を200時間とすると10時間ほどとなります。

 

これは先ほどと同じで仕事をしている時間を有意義にすることはひとまず置いておきまして、

なんと10時間も無駄にしている訳です。

 

つまり、先ほどの診察による時間と足しますと、

数回の診察を受けるだけでも20時間ほどを費やしてしまうのです。

 

この20時間を子育てに使えばどれほど子供たちとの思い出を作れるか、

子育てでなくとも自分の大切なことに時間を使えてばどれほどの価値があるか。

 

そもそも、

健康的な身体を維持するために始めた筋トレだったのです。

それはより良い人生とするためのなのはいうまでもないことです。

しかし実際には20時間の大切な時間を失う結果となりました。

 

この20時間分の学びを得なければいけないのも申し上げるまでもないですね。

 

健康な身体を維持するためにまずすべきことは柔軟性を取り戻すこと

さて、アラフォーになると身体が硬くなることを述べました。

その状態で筋トレを始めると硬い体によって怪我をしてしまうのです。

さらには、怪我をした時に失われるコストは最悪の場合怪我が回復せずより不健康となること、

また少なくとも時間換算で20時間程度ということもわかりました。

 

であれば、アラフォーの私たちがするのは身体の柔軟性と取り戻すこと以外にはありません。

そのあとに筋肉をつけるかどうか、つまり筋トレをするかどうかを考えるべきなのです。

 

それでは柔軟性を取り戻すためにすべきことは何か、ということを考えます。

 

ここでストレッチやヨガなのかもしれないなと思ったのですが、

大切な身体のことなのでもう少し慎重に考えることにします。

 

繰り返しになりますが、

10代や20代の頃のような若い時の健康的な身体を取り戻すことが目的です。

ただ、10代や20代ではストレッチのお陰で柔軟だったのかというと疑問が残ります。

 

赤ちゃんの頃が一番柔軟だとすると、そのころに戻るのは実質不可能です。

年齢というのは自分ではコントロールできませんので。

 

そこで、ではなぜアラフォーの私の身体が硬いのかを考えてみたいのです。

それは赤ちゃんや若い頃にするはずがなかった状態であることを想定しています。

すると以下の3つが出てきます。

  1. 長時間同じ姿勢でいるため
  2. 人間がすべき身体の基本動作を行なっていないため
  3. 近くを視る時間が長い

この長時間同じ姿勢というのはつまり、

座位の時間が長いということですね。

やや前屈みとなって、肩を丸めている状態です。

 

また人間の基本動作の時間が足りないことも挙げられます。

それはつまり歩くこと、走ること、投げることなどでしょうか。

 

そうして基本動作ができていないために、必要な筋力も落ちているのです。

この始めにあるものはやはり、

歩くことになるでしょう。

 

また近くを視る時間が長いことが直接的に身体を硬くするかどうかはわかりません。

ただ、明らかにその時間は長くなっています。

 

つまり歩かずに長時間座位の姿勢が長く近くを見続けていることが

身体を硬くしてしまった要因ではかもしれません。

 

そうしたことにより身体の硬さを解消することが必要です。

 

身体が硬くなる要因を取り除くこと

まずは原因をなくせるかどうかを検討しようと思います。

ただ、全く座位の時間をなくすとか、

近くをみないとかはできません。

そのため、座位の時間をできる限り減らすということでしょうね。

そして折をみては歩く時間を増やしましょう。

さらには、歩く時を含めてできる限り遠くを視るようにしてみましょう。

 

このようなところからまずは身体を硬くする原因を減らそうと思います。

 

身体を柔らかくする対症療法について

また同時に原因を減らすだけではなく、

何か対症療法的にできることはないかも考えてみます。

とにかく負荷をできるだけ下げて体を動ける運動を取り入れることです。

また全身を動かせるものが良いですね。

 

そこでインナーマッスルを鍛える、

いわゆる体幹のトレーニングとなりましょうか。

あるいは水泳やヨガなども良いかもしれません。

先ほどのものと比べて優先度は下がりますのでこれは次の段階で検討をしても、

決して遅くはありませんね。

 

まとめ アラフォーで若い頃のような健康的な身体を維持するためには柔軟性を取り戻すこと

筋トレなどをする前に、身体を柔らかくして怪我のしにくいようにしましょう。

そうすれば筋肉などはいくらでもつけることができます。

 

原因療法的には、歩く、遠くを視るになります。

対症療法的には、インナーマッスルを鍛える、負荷の軽い全身運動を取り入れる。

 

筋肉などはその後でいくらでもつければ良いのです。

懸命な読者の皆様は

くれぐれも私のように、急に筋トレをして怪我をすることで、

何よりも大切な時間を浪費してしまうことの無いようにされてください。

 

それでは皆様も素晴らしい日々を。